2009年01月27日

剪定の時期を間違えると木が枯れてしまう可能性もありますね

庭木を美しく保つには剪定が欠かせまへんが、その時期を間違えると逆に木が枯れてしまう可能性もあるんや。この剪定の時期は樹木によって分かれるため、剪定する木の種類を前もって調べておく必要があるんや。一般的に落葉樹は葉が落ちてから3月くらいまでが剪定の時期になるんや。

針葉樹は春先と10月~11月、常緑樹は3月~6月と9月~11月あたりが適しとるといわれていまんねんわ。せやけど常緑樹は寒さが厳しい冬の剪定は避けまひょ。また、花が咲く木や実のなる木はそれぞれ花と実の終わるころに剪定を行いまんねんわ。

たとえば梅の場合、花の終わりから5月までに2~3芽残して切り落としまんねん。このとき、ケツの芽は外芽を残しまんねん。この時期を誤ると翌年はほとんど花の咲かない年になってしまいまんねんわ。

この他にも、6月の暖かい気温や梅雨で茂った木をさっぱりさせたり、正月を迎える前にきれいに、やらなんやら人の都合も含めて、時期によって剪定目的も剪定方法も変わってきまんねん。木が弱っとる場合、強い剪定を行ってしまうと剪定に適した時期でも枯れてしまう恐れがあるので、軽めの剪定に抑え、枝を上に上げて樹勢を強くしてあげまんねん。

あたりまえやけどアンタ木を切れば切った部分は傷み、木自体も弱るさかいに、極端に暑い、寒い時期は木の回復が遅くなるので避けたほうがええでっしゃろ。剪定の時期に加え、樹木の状態も見極めなければならへんややこしい作業やけどアンタ、美しい庭の維持のためにもしっかりと覚えておきまひょ。
  


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2009年01月22日

観賞が目的である植木では樹木を美しくする剪定が欠かせまへん

観賞が主な目的である植木では、樹木を美しくするための剪定作業が欠かせまへん。剪定作業は大別すると冬期剪定と夏期剪定に作業分けできまんねん。樹木の剪定には、強度の剪定と軽度の剪定があるんや。

樹木への負担や生育への影響が最も少ない休眠中の期間に落葉樹や耐寒性のある常緑針葉樹の樹形の基本的骨格づくりを目的とした整枝剪定を行いまんねんわ。春になり、寒さが弱まり新緑が伸び始める頃から、それらが成葉枝になる初夏の頃までに春季剪定を行いまんねんわ。

松にはこのころに「みどりつみ」と呼ばれる重要な作業があるんや。ほんで暖かくなって気温の上昇とともに萌芽し伸長した新芽が、6月~7月頃枝葉の生長がおさまる頃に夏季剪定を行いまんねんわ。この時期は込みすぎた枝や、樹幹の乱れを整え、姿を整えるとともに通気性、日当たりも良くしまんねん。

秋は樹木の生長が低下したり休眠に入る時期やので、樹体を傷つけることは好ましくはおまへん。せやけどダンさん、一般家庭においては新年を迎えるための準備として、10月~12月頃にかけて庭内樹木の剪定を行うことがようけあるんや。 また、翌年新芽が出て繁茂するまで期間が長いので、観賞や管理のためにも行うことが多いや。

これは夏季剪定でも行った余分な枝を切り落とすことで日当たりを良くし、生育を促進させる効果もあるんや。これらの作業を、その樹木にあった時期に行いまんねんわ。たとえば落葉樹は葉が落ちてから3月までの間に剪定を行いまんねんわ。樹木に合わせた時期、方法で剪定し、美しい植木を作り上げまひょ。
  


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2009年01月21日

家庭菜園を作るにあたって重要になってくるのが土ですね・・

家庭菜園を作るにあたって重要になってくるのが土や。作る作物によって適した土がちゃうので、まずどの作物を作るかを決め、その作物に合った土を作ることが必要になるんや。理想は植えたらほったらかしでも十分育つ、なんちうか,ようみなはんいわはるとこの自然農法が可能な土やけどアンタ、痩せた土しかない場合、それを作物が育つ土に作り上げることになるんや。

よい土で育った野菜は病気や害虫にも強く、もちろん味もよくなるんや。まず行うのは作物に合わせて土を混ぜ合わせることや。水はけや通気性やらなんやら、作物に適した土を混ぜ合わせておきまんねん。続いて肥料で土に養分を与えまんねん。野菜の生長には窒素、リン酸、カリの3種類のバランスが大事や。現在は作物にあわせて配合してある市販品も多数あるんやし、家庭では調べにくいやけどアンタ、不足しとる成分がわかればそれだけ購入することもできまんねん。

また肥料は家庭でも野菜くずや魚かすで簡単に作れるので手作りしてみてもええでっしゃろ。せやけど堆肥は効果がゆっくりやので1ヶ月前くらいからまいておきまひょ。肥料のまきすぎは逆に野菜をいため、葉物野菜の場合人体にも有害になる場合があるため、必要以上にまかないよう注意しまんねん。堆肥や有機肥料をまくことで土に微生物が住み、より自然に近い状態の土が出来上がるんや。ある程度土が出来上がったら土壌のpH調整をしまんねん。

野菜のようけは弱酸性から中性の土壌を好みまっけど、ようけの土は酸性であることが多いため、石灰をまいてpH値を野菜に合った値に調整してやるんや。土作りは手探りな部分が多いやけどアンタ、よい野菜を作るのに欠かせへん作業やので、しっかりと取り組みまひょ。
  


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2009年01月19日

花壇での花作りのこと

植物を花壇で健康に、美しく育てるためにはそれに適したええ土を作ることが重要になるんや。ほとんどの植物は排水の悪い状態を嫌うので、ある程度水はけが良くなければなりまへん。かといって排水性が良くなりすぎると土が乾き、吸収する水分が少なくなってしまうため、ある程度の保水性も必要になるんや。そのほかにも酸素を供給するための通気性、土の養分を蓄える保肥性も重要や。

こういった土は握るとやわらかく、弾力のある土になるんや。土壌の中で養分を作り出すミミズやらなんやらが住める土が作れればベストでっしゃろ。花壇を作る際には、まず30cmほど掘り起こし、ごみや石やらなんやらを取り除きまんねん。その後堆肥や腐葉土やらなんやらをまき、土とよく混ぜて1週間ほどなじませまんねん。

このときに乾燥せんよう適度に水分を与えておくんなはれ。一通り混ぜたら土のpHをチェックしまんねん。日本の主な土壌は強酸性であることが多いので、石灰を混ぜ、植物の栽培に適した弱酸性から中性の土壌に調整してやるんや。まきすぎでアルカリ性になりよった場合はピートモスやらなんやら、酸性の強い土を混ぜて中和しておくんなはれ。すでに花壇があり、土を再利用する場合、これまでの作業のほかにすでにいる害虫の対策を徹底して行う必要があるんや。

プランターやらなんやらの土であれば夏に日光消毒すれば十分や。広い花壇の場合、害虫に負けへん野菜を作るための土壌の改良に加え、冬場に土を掘り起こして害虫を外気に晒して死滅させる方法をとるんや。これらの方法が取れなかったり、どうしても駆除できなければ薬を使いまひょ。土作りは重労働やけどアンタ植物の育成のためにもがんばりまひょ。
  
タグ :花壇花作り


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2009年01月18日

花壇での土作りのこと

植物を花壇で健康に、美しく育てるためにはそれに適したええ土を作ることが重要になるんや。ほとんどの植物は排水の悪い状態を嫌うので、ある程度水はけが良くなければなりまへん。かといって排水性が良くなりすぎると土が乾き、吸収する水分が少なくなってしまうため、ある程度の保水性も必要になるんや。そのほかにも酸素を供給するための通気性、土の養分を蓄える保肥性も重要や。こういった土は握るとやわらかく、弾力のある土になるんや。

土壌の中で養分を作り出すミミズやらなんやらが住める土が作れればベストでっしゃろ。花壇を作る際には、まず30cmほど掘り起こし、ごみや石やらなんやらを取り除きまんねん。その後堆肥や腐葉土やらなんやらをまき、土とよく混ぜて1週間ほどなじませまんねん。このときに乾燥せんよう適度に水分を与えておくんなはれ。

一通り混ぜたら土のpHをチェックしまんねん。日本の主な土壌は強酸性であることが多いので、石灰を混ぜ、植物の栽培に適した弱酸性から中性の土壌に調整してやるんや。まきすぎでアルカリ性になりよった場合はピートモスやらなんやら、酸性の強い土を混ぜて中和しておくんなはれ。

すでに花壇があり、土を再利用する場合、これまでの作業のほかにすでにいる害虫の対策を徹底して行う必要があるんや。プランターやらなんやらの土であれば夏に日光消毒すれば十分や。

広い花壇の場合、害虫に負けへん野菜を作るための土壌の改良に加え、冬場に土を掘り起こして害虫を外気に晒して死滅させる方法をとるんや。これらの方法が取れなかったり、どうしても駆除できなければ薬を使いまひょ。土作りは重労働やけどアンタ植物の育成のためにもがんばりまひょ。
  
タグ :花壇土作り


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2009年01月17日

プランター用の土作りは、赤玉です。通気性がいいです。

庭のないアパートやマンションやらなんやらでも気軽に家庭菜園やガーデニングができるのがプランターの強みや。その反面、土の量が少ないため環境を維持するのがエライ面もあるんや。そのため、畑以上に土に気を配る必要があるんや。今では育てる作物に適した培養土が売っておるさかいに、それを利用するのが楽でっしゃろ。

培養土は手軽で便利やけどアンタその分やや高くついてしまうのが欠点や。また培養土で扱われておらへん植物もあるんや。ここでは土をオノレで作る方法を説明しまんねん。オノレで作れば経費もかからず、育てる環境や作物の性質に合った土を用意できるからや。

土作りの基本となる土に赤玉と黒土があるんや。赤玉は通気性がよく一般的なガーデニング用の土といえまんねん。黒土は有機質がようけ含み、野菜作りやらなんやらにええとされまんねん。これらの土をよりよい土にするために、腐葉土やピートモス、堆肥やらなんやらを混ぜて土を作っていきまんねん。

日本の土のようけは酸性やけどアンタ、植物のようけは弱酸性から中性の土壌を好むので、強酸性の場合は石灰を混ぜてやるんや。アルカリ性になってしもた場合は手を加えておらへん酸性の土等を混ぜて中和しておくんなはれ。いっぺん野菜やらなんやらを育てた土を再利用する場合、土が痩せとったり害虫の卵があったりするので、次の手順で土を再生させておくんなはれ。

まず土を乾燥させ、根や葉をふるいやらなんやらで取り除きまんねん。ふるいにかけた土を黒い袋に入れ、日光を当て消毒しまんねん。消毒後に酸を中和するための石灰、作物を育てるための腐葉土やらなんやらを作物に合わせて混ぜ合わせて、数日寝かせまんねん。これで再利用可能になったんやが、できる限り新しい土を作ったほうが問題がないでっしゃろ。
  


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2009年01月16日

梅の剪定には冬季剪定、花後の剪定があります。

花を見て楽しみ、実でも楽しめる梅やけどアンタ、上手に手入れせやらなんやらちらの楽しむことができまへん。梅の剪定には新梢を出させるための花後の剪定と、日当たりや風通しをよくし、翌年の花をようけするための夏季剪定、ほんで樹形の骨格を作り、無駄な枝を切る冬季剪定とあるんや。

花後の剪定では、一つの枝に葉芽を数個残すようにして、枝の1/3ほどを切るんや。夏季剪定では花芽をつける枝に日光と風通しを確保するように、不要な枝を間引きまんねん。このとき、枝は根元から切っておくんなはれ。冬季剪定はつぼみを見ながら、外芽の上で切るんや。枝分かれして同年枝がようけでとる場合、一本だけ残しまんねん。梅は花も実もと望むとうまくいかないことが多いのでどちらかに絞って剪定することをお勧めしまんねん。

実を目的とする場合は冬季剪定と夏の収穫後の剪定を行いまんねんわ。冬季は、新梢の3分の1程度を剪定し、来夏に枝をたくはん出させるようにしまんねん。収穫後7月下旬から8月上旬にかけて夏季剪定を行いまんねんわ。余分な枝を落とし、花芽に日光を当てるために行いまんねんわ。花を観賞する場合の剪定は主に花後に剪定を行いまんねんわ。

徒長枝や弱い枝は根元から切り落とし、込み合っとる部分も間引くように根元から切るんや。余計な枝を切り終わったら、枝の先から1/3から1/2くらいを切り詰めまひょ。切る時は外芽(外に伸びていく芽)の上で切っておくんなはれ。花か実か、どちらで楽しむにしろ、正しい剪定方法で梅を育てることが大事や。
  


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2009年01月15日

松の剪定のこと

日本を代表する木に松をあげる人も多いのではおまへんでっしゃろか。日本では長寿を表す縁起のええ木でもあるんや。この松の手入れを植木職人に任せとる家庭が多いでっしゃろ。ここでは松の手入れの内、剪定作業について説明していきまんねん。マツの剪定には「みどりつみ」「もみあげ(古葉取り、葉むしり)」と呼ばれる方法があり、どちらも手で丁寧に行っておくんなはれ。

剪定は見栄えを浴するといった人の都合で行うこともあるので、木が弱っとるときに行うと病気になりよったり、最悪枯れたりと逆効果になってしまいまんねんわ。このときは剪定を控え、気が剪定に耐えられるように世話をしてあげまひょ。「みどりつみ」とは5月頃から新しく伸びた緑色の新梢の一部を指先でつむことや。

新梢は真ん中で一番伸びてるものを根元からつみ、残りを3分の1程度つみまんねん。11月になると病虫害を防ぐために風通しと日当たりを良くするため、不要な葉を取り除く作業を行いまんねんわ。この作業を「もみあげ」とええまんねんわ。作業の前に、枯れ枝や絡み枝やらなんやらを間引きし、枝振りを整えておきまんねん。昨年の古くさい葉と、本年の葉の一部を手で軽くむしっておくんなはれ。残したい部分を1枝に10~15本を目安に残しまんねん。

注意として松の葉を決して刈り込まないでおくんなはれ。針葉樹でも、イチイやマキやらなんやらは刈り込むこともされ、その場合葉の中央を切り取られる場合が多いやけどアンタ、松でそうした切り方をすると切断部が茶色く枯れ、見苦しくなるので避けるのが無難や。
  
タグ :剪定


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2009年01月14日

柿の剪定のこと

柿は9月から11月下旬に収穫時期を迎えまんねん。そのため剪定は12月から3月にかけて行いまんねんわ。柿は本来高木性やので、限られた空間で栽培するには注意深く剪定する必要があるんや。

日当たりや風通しを悪くする不要な枝、込み合った枝、弱々しい枝、下向きに伸びた枝、内側に伸びた枝を切り取り、上を向いて勢い良く伸びた枝を切りつめていきまんねん。上に向かって伸びた枝を切ることで高さを抑えるわけや。先端がいくつにも枝分れしとる場合、株の外側に向いとる枝を残して、他は取り除きまんねん。

残した枝の先端も、外側に向いとる充実した芽のすぐ上で切るようにしまんねん。柿の大きな特徴として、その年に実をつけた枝は翌年に実をつけへん性質があるんや。そのため、。「柿は、枝ごと折れ」とよく言われまんねん。収穫時に剪定もかねてしまおうちうことや。

柿は前の年に伸びた枝の先端から出た花芽に実をつけるため、誤って切ってしまうと次の年に実を収穫でけへんので気をつけまひょ。柿の木は樹勢が強く、枝も立ちやすいので、日当たりや風通しをよくするため、樹冠の内部も剪定してあげまひょ。夏の実のなる前に、込み合って日当たりが悪くなりよった枝を実のなる枝ならへん枝ともに切り落としまんねん。

「桃栗3年柿8年」といわれるように、柿は高木になりやすい半面成長がとろいので、最初のうちはできるだけ剪定を抑え、日当たりの悪い部分を間引く程度にしておきまひょ。毎年実を収穫するのはややこしいやけどアンタ次第に慣れていくのでじっくりやっていきまひょ。
  
タグ :剪定


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2009年01月13日

庭木の剪定

庭木に限らず、植物を長い間育てとるとどうしても枝や茎が乱雑に伸び、見た目が損なわれていきまんねん。また道路にはみ出してしもた枝は視界を妨げ、通行の邪魔になってしまいまんねんわ。そのため、美しい庭を保つために重要になってくるのが庭木の剪定や。せやけどダンさんその種類によって選定する時期が変わってくるので注意が必要や。

たとえば実のなる木の場合、剪定は実が落ちた後に行いまんねんわ。他にも落葉樹や常緑樹はそれぞれ冬季、3月以降と剪定時期にずれがあるので、どの木をいつ行うかは十分理解しておきまひょ。例外として、桜は切り口が治りにくいのでよほどの場合を除いて剪定をせんほうがええや。

剪定には間引き剪定、切り戻し剪定、整姿剪定とあり、間引き剪定は枝が込みすぎとる部分を剪定し通気性、日当たりをよくしまんねん。切り戻し剪定は伸びすぎた枝を芽の部分で切り落とし、外観を良くするとともに枝自体も強くする目的があるんや。整姿剪定は枝を刈り込んで樹形を整える技法や。

剪定のための道具は、主に剪定バサミを用おるけどダンはん、高いトコにある枝を切る場合の高枝切鋏や太い枝をきるための剪定鋸も使われまんねん。剪定箇所の切り口が悪いと芽の出方や花の咲き方にも影響するほか、病気や害虫におかされたり木が枯れてしまうこともあるんや。剪定作業に欠かせへんものやのでできるだけよく切れるものを用意しまひょ。手間がかかりまっけど、美しい庭を維持するためにもしっかりとした剪定を行いまひょ。
  
タグ :庭木剪定


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2009年01月07日

剪定とは??木や花によって方法や時期が変わりますね。

剪定とは、樹木の幹や枝を鑑賞、生育、実用やらなんやらの目的を考慮して枝葉を切り除き、樹形を整える技法を言いまんねんわ。剪定に限ったことではおまへんが、知識を得ただけやぐにできるほど簡単なことではおまへんので、基本から徐々におぼえていきまひょ。

剪定で除去する枝には、根元せやなかったら根元に近い根から出て養分を奪っていく「ヤゴ」、衰退した樹木の幹から発生する小枝の「幹(胴)ぶき」、1本の枝が他の枝に絡みついて美観を損ねる「からみ枝」、長くて大きいが組織的には弱く、養分を取りすぎてしまう「徒長枝」、逆の方向に伸びて樹形を乱す「逆さ枝」、枝の内側にある小さく弱い「ふトコ枝」といったものや、病気になりよった枝や枯れ枝、枝が密集しすぎとる部分やらなんやらも除去しまんねん。

これらの枝の種類によって剪定する方法が変わるんや。「切詰剪定」では、伸びすぎた枝を所定の位置に切り詰める方法や。長めに残して切ると残した部分が枯死してしまうので注意しまひょ。からみ枝やらなんやらで込みすぎた部分の枝を間引きし、樹木の密度を調整するのが枝抜き、枝下ろしや。枝抜きがからみ枝、逆さ枝やらなんやらの部分だけを切り落とす方法で、枝下ろしが大枝を幹の根元から切り落とす方法になるんや。

剪定する木や花によって方法や時期が変わるため、その植物に適した剪定方法を知っておく必要があるんや。例外としてサクラは切り口の傷が治りにくく、そこから枯れやすいため、よほどの事情がない限り剪定は行いまへん。うまく剪定するには経験が必要やので、その木をよく知るために繰り返し挑戦しまひょ。
  
タグ :剪定方法


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